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尾道・ゆりえ様参拝の旅(16) 向島への渡し舟

 昨日渡りそびれた向島へ、あまり時間はないですが渡っておくことにしました。
 使うのはもちろん福本渡船。
 見ての通りのリーズナブルな料金で、5分も待てば船が来る便利さ。

 距離は300メートルというところでしょうか。

 船から見る尾道市街。

 あっというまに向こう岸。

 これはまた懐かしい悪書追放白ポスト。機能してるのかなぁ。

 向島では、観光スポットへいくためにかける時間と、見てみたさの折り合いがつかず、結局すぐに戻ることにしました。
 道の向こうは尾道の山。

 帰りは、尾道駅前渡船のほうへ。
 福本渡船は車もいけるフェリーですが、こちらは二輪車と人間のみ。
 距離はちょっと長めで、運賃は100円。

 海を見てると目立つ、すこし派手な船は駅前渡船のもの。
 福が運ばれてきそうだ。

 さあ、このまま駅前まで。
 楽しい旅行もいよいよ終わり。

 ここから山陽本線で大阪方面へ。
 ところで、少し余計に料金がかかりますが、途中で赤穂線経由にして、播州赤穂から大阪・京都方面の新快速に乗れば、座ってゆっくり近畿まで戻れますよ。


 私の住んでいる町は、およそ美観を良くしようという発想がない土地で、開発があるたびに景色が変わってもはや調和も何もない有様です。
 そもそも守るほど美しい景色も文化もないから、便利になるだけでいいのかもしれませんけれども。
 以前行った「true tears」のロケ地・越中城端といい、この尾道といい、どちらも美しい町で、美しい町であり続けようと人が動いているのが感じられます。

 しかし同じ綺麗な町でも、城端と尾道はずいぶん違った。
 開けた砺波平野の中で、古くから伝わる美術・工芸とそれに磨かれた美的感覚で、人が主導して町を仕上げている――という印象が城端にはありました。
 尾道は逆に、平地がほとんどない狭い土地で、その地形の美しさを生かして人が住んでいるような、自然が主導している町に見えました。
 美しくあるための方法も、色々あるものです。

 さあ、次はどこへ行こうか。