====== smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited ====== ===== 購入 ===== *istDS2を使っていた頃に購入している。ボディはK-xを発売すぐに買っているから、2009年末より前の購入。2016年に一度破損して、修理に出した。 購入以来ずっと一番の愛用レンズだった。K-70になってからは他のレンズが増えたけれど。 小ぶりな*istDS2やK-xにも似合ったし、K-01にも馴染む。軽快、使いやすい画角、AFも遅くない、寄れる。スナップ的な撮影なら本当にこれ一本でよかったな。 外装も総金属製でしっかりしているが、だんだん小さな傷が増えて味が出てる感じ。 Limitedレンズ使わないならPENTAX使う理由があまりなくなる、という人もあるが、確かにそんな気はする。 ===== メモ ===== 買ってから10年くらい、かぶせ式フードを付けたままの運用で、フィルタを使ったこともない。フードがあればまずプロテクトフィルターは無用だと思うが、つけたいならフード裏にφ43のネジが切ってある。 HDコーティングの赤ライン版にモデルチェンジしていて、こちらのほうが写りが良いという声が多々ある。その旨をリコーイメージングスクエア大阪の人と話してみたら首を傾げられたので、特に作ってる方は変わっているとは思ってないのかも。 少し前にDA20-40mm Limitedなんてものが出ちゃって、レンジ的には40mm Limitedと共に包含されてしまった。まあ値段が結構高くて別格なので、住み分けはされると思うが。 ==== 画質 ==== 1600万画素のK-01で使う分には気にならなかったけれど、2400万画素のK-70になって、ちょっと解像力が足りないのかなー、と思うようになった。F8まで絞るとだいぶ良くなるが、絞らないと物足りない。 元々高画質だと言われてるレンズではなくて、コンパクトなPENTAXのボディに合わせたときのフィット感と、外装とか使用感の良さがウリの商品。ボディをK-70にしてから少し出番が減っているのも、K-70がでかいせいだと思う。K-01やK-xのほうが馴染んだ。 カリカリではないというだけで、アラがあるような写りでもない。解像力も全体的にやや低いけど、端だけ極端に悪いとかではない。周辺減光や歪曲も、なくはないけど気にならない程度。 フードがついていれば、逆光に関しては10年使って全く気になったことがない。外したことがないので、外すとどうなるかわからないけれど。 強いて気にすれば、ボケは綺麗ではないかな。開放でぐっと寄って花マクロしたりすると、背景がガチャつくことがあるような。 ただまあ、「単焦点はズームより圧倒的に画質がいい」ということを感じてみたいのなら、このレンズのウリはそこではない。 ==== AF ==== 小さいレンズなので、速くて音も大きくない。 ==== 使用感 ==== 週末に出かけてはスナップを撮る、ということを繰り返していた頃、これほどいいレンズはなかった。寺社仏閣の建物でも、看板でも、狛犬や彫像でも、あるいは景色でも、見かけるものを納めるには本当にいい。 広角では1mm違うと大違いというけど、18mmとも24mmの中間、確かにどちらとも違う、どちらの用途もこなせるような絶妙さ。 ===== blog記事 ===== [[http://mubouan.hatenablog.com/entry/2016/11/15/001330|和歌浦と雑賀城址(K-70 / DA21mmF3.2Ltd.)]]