このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
次のリビジョン 両方とも次のリビジョン | |||
pentaxレビュー [2016/10/01 14:01] mubouan 作成 |
pentaxレビュー [2016/10/01 14:33] mubouan |
||
---|---|---|---|
行 31: | 行 31: | ||
09年発売で、わりと早く購入した。7万5000円とか、初物エントリークラス一眼レフらしい値段で。 | 09年発売で、わりと早く購入した。7万5000円とか、初物エントリークラス一眼レフらしい値段で。 | ||
- | PENTAXのローエンドでは初めてCMOSセンサーになったモデルで、09年当時としては異様なまでに高感度画質がよいカメラだった。今でこそわりとあたりまえにやってるけど、夜の町中で夜景を手持ちで撮れる、なんてことを平然とやれるのはかなりの驚き。 | + | 世間的にはカラバリがヒットして、その後PENTAXが長らく味をしめる第一歩だった。 |
- | 単三電池で動くというのもメリットと言えばメリット。ただ、少々電池にシビアな感じもあり、妙に早く切れたりとかはしがちだった。私は、電池蓋の端子裏に紙を丸めて挟み、接触圧を上げていた。 | + | しかし中身も大したもので、PENTAXのローエンドでは初めてCMOSセンサーになったモデルで、09年当時としては異様なまでに高感度画質がよいカメラだった。今でこそわりとあたりまえにやってるけど、夜の町中で夜景を手持ちで撮れる、なんてことを平然とやれるのはかなりの驚き。 |
部分的にとはいえ、当時の上位モデルK-7より上回ってしまっていた機種と思う。ファインダーとか画素数とか、ちゃんと劣る部分も多かったけれど、暗所性能は完全に勝っていたし、AF頼りないのはどちらも同じ。 | 部分的にとはいえ、当時の上位モデルK-7より上回ってしまっていた機種と思う。ファインダーとか画素数とか、ちゃんと劣る部分も多かったけれど、暗所性能は完全に勝っていたし、AF頼りないのはどちらも同じ。 | ||
- | ただ、K-xはファインダー内のAF測距点スーパーインポーズが省略されてしまっている | + | 単三電池で動くというのもメリットと言えばメリット。ただ、少々電池にシビアな感じもあり、妙に早く切れたりとかはしがちだった。私は、電池蓋の端子裏に紙を丸めて挟み、接触圧を上げていた。 |
+ | |||
+ | ファインダー内のAF測距点スーパーインポーズが省略されてしまっている、というのがはっきりと弱点で、私はどこに行くか不安だからマルチAFは使えなかった。これは次のK-rで解決する。 | ||
+ | |||
+ | ===== *ist DS2 ===== | ||
+ | 05年発売。K-10Dが発売した直後の06年に購入。ボディのみ4万円くらいだっけ。K-10Dから手ぶれ補正が搭載されて、PENTAXユーザーのお金がある人は一気に飛びついたもんだから、*ist世代のカメラは一気に中古に流れて値段も落ちた。 | ||
+ | |||
+ | 私は前からKマウントレンズがあったから、自動的にデジタルもPENTAXになった。まあ28-70mmのズームレンズなんか、43-116mmとかになっちゃって使いづらくて仕方なかったけど。 | ||
+ | |||
+ | 一応、上位機種の*istDS2と、下位機種のDL2があった。しかし違いは、ファインダーがペンタプリズムかペンタミラーか、AF測距点が11点か5点か、という程度の差。ボディ外観までまるで同じだった。 | ||
+ | |||
+ | ちょっと他者を引き合いに出すのはよくないけれど、EOS Kiss Digital初代モデルは、業界に価格破壊を起こしてアマチュアまでデジタル一眼を持つようにさせた偉大なカメラだというのはわかってはいるけど、それにしたって、外装やら触感が恐ろしくチープだった。でも後発の有利さで、*istシリーズは値段の割に上等な感じを受けられる外観・手触りだった。 | ||
+ | |||
+ | シンプルながらも完成された操作系で、K-01やQ-S1などの最近のモデルでも、1ダイヤルのPENTAX機は同じように扱える。K-70は2ダイヤルだからちょっと違うけど。 | ||
+ | |||
+ | まあ手ぶれ補正がないのは当時としては普通のことだったし、600万画素というのも当時としては普通。モノとしてのチープさもなく、ただしっかりした普通のカメラ、という感じだった。 |