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ジャンク再生pc2_nexterm_rt-500

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ジャンク再生pc2_nexterm_rt-500 [2016/10/17 13:22]
mubouan
ジャンク再生pc2_nexterm_rt-500 [2016/10/17 14:08]
mubouan
行 16: 行 16:
  
 100Mbpsの有線LANポート、USBが4つ、アナログRGB、RS-232C、マイク・ヘッドホン端子が背面にある。 100Mbpsの有線LANポート、USBが4つ、アナログRGB、RS-232C、マイク・ヘッドホン端子が背面にある。
 +
 +メモリーは、DDR-SDRAMがオンボード実装されていて、512MB。増やせない。
  
 ===== SoC: AMD GeodeLX800@0.9W ===== ===== SoC: AMD GeodeLX800@0.9W =====
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 となるのだが、BIOSを呼び出せない。コンパクトフラッシュを挿してあると、USBを無視してそちらから起動しようとしてしまう。 となるのだが、BIOSを呼び出せない。コンパクトフラッシュを挿してあると、USBを無視してそちらから起動しようとしてしまう。
  
 +よって、今回取った手順は以下。
 +
 +  - USBメモリーにUnetbootinでlinuxBeanのISOイメージを書き込み、起動ディスクを作る
 +  - USBメモリーからlinuxBeanを起動
 +  - USBカードリーダーを使ってコンパクトフラッシュを接続
 +  - インストーラーを実行してコンパクトフラッシュにインストール
 +  - インストールが終了したら、一旦シャットダウンしてUSBメモリーとカードリーダーを外す
 +  - コンパクトフラッシュを本体に挿入
 +  - 起動する
 +
 +これで大丈夫だった。
 +
 +ただ、キーボード・マウス・USBメモリー・カードリーダーで4ついるので、隣のポートを潰してしまうようなうすらでかいカードリーダーなどは使えない。
 +
 +===== 内蔵グラフィックの問題 =====
 +
 +どうもGeodeLXの内蔵グラフィックをちゃんと使えないようで、vesa互換ドライバーで動いていた。
 +
 +/etc/X11/xorg.confをいじって、vesaをgeodeに変えてみたりしたが、そうするとXが起動しなくなる。Ubuntu 9くらいの頃はgeodeドライバーが使えていたらしいが、今はダメなようだ。
 +
 +解像度が1024x768 / 800x600 / 640x480の3つしか選べないのが苦しいが、そもそもGeodeLXなんかウィンドウシステムで使うなという話かもしれない。
 +
 +xrandrで無理やり1920x1080など追加できないかと思ったが、1024x768が最大だと固定されているようでダメ。1024x576としてアスペクト比だけ合わせることはできるかもしれないが、そこまでせんでも感はある。
 +
 +===== 速度 =====
 +
 +遅いのはわかっているが、まあ、思ったよりはマシかもしれない。プリインストールのOperaでブラウジングするのもギリ可能。
 +
 +メモリーは512MBで、インストール直後のlinuxBeanだと200MBも使っていないから、余裕あるくらい。
 +
 +GeodeLXでさえこれくらいの使用感になるなら、Atom 230とかC-50 APUとか、あるいはPentium MみたいなWindows 7も苦しい端末に入れるのはいいかもしれない。
 +
 +===== 用途 =====
 +
 +何しろこのスペックとなると色々難しい。
 +
 +LANも100Mbpsだからローカルサーバーにするにも力弱い。となると、ウェブサーバーのようなものだろうか。
  
 +まあ、これから考える。
ジャンク再生pc2_nexterm_rt-500.txt · 最終更新: 2016/10/26 12:58 by mubouan