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*istDS2を使っていた頃に購入している。ボディはK-xを発売すぐに買っているから、2009年末より前の購入。
購入以来ずっと一番の愛用レンズだった。K-70になってからは他のレンズが増えたけれど。
小ぶりな*istDS2やK-xにも似合ったし、K-01にも馴染む。軽快で使いやすい画角、AFも遅くない、寄れる。スナップ的な撮影なら本当にこれ一本でよかったな。
外装も総金属製でしっかりしているが、だんだん小さな傷が増えて味が出てる感じ。
Limitedレンズ使わないならPENTAX使う理由があまりなくなる、という人もあるが、確かにそんな気はする。
買ってから10年くらい、かぶせ式フードを付けたままの運用で、フィルタを使ったこともない。レンズキャップもその運用のものだし。
HDコーティングの赤ライン版にモデルチェンジしていて、こちらのほうが写りが良いという声が多々ある。その旨を大阪ショールームの人と話してみたら首を傾げられたので、特に作ってる方は変わっているとは思ってないのかも。
少し前にDA20-40mm Limitedなんてものが出ちゃって、レンジ的には40mm Limitedと共に包含されてしまった。まあ値段が結構高くて別格なので、住み分けはされると思うが。
1600万画素のK-01で使う分には気にならなかったけれど、2400万画素のK-70になって、ちょっと解像力が足りないのかなー、と思うようになった。F8まで絞るとだいぶ良くなる。
元々高画質だと言われてるレンズではなくて、コンパクトなPENTAXのボディに合わせたときのフィット感と、外装とか使用感の良さがウリの商品。ボディをK-70にしてから少し出番が減っているのも、K-70がでかいせいだと思う。
カリカリではないというだけで、アラがあるような写りでもない。フードを付けてもコンパクトなおかげもあり、逆光に関しては10年使って全く気になったことがないな。逆光耐性の良さは、スナップレンズには大きいと思う。
強いて気にすれば、ボケは綺麗ではないかな。開放でぐっと寄って花マクロしたりすると、背景がガチャつくことがある。ワイドマクロになると結構広く背景入るからなあ。
単焦点レンズにしては少し歪曲収差もあるが、これは私は補正しちゃうしな。
小さいレンズなので、速くて音も大きくない。
週末に出かけてはスナップを撮る、ということを繰り返していた頃、これほどいいレンズはなかった。寺社仏閣の建物でも、看板でも、狛犬や彫像でも、あるいは景色でも、見かけるものを納めるには本当にいい。40mmだと建物が苦しくなる。
広角では1mm違うと大違いというけど、18mmとも24mmの中間、確かにどちらとも違う、どちらの用途もこなせるような絶妙さ。